暮らしにに溶け込むデザイン、いつもの景色を特別に

米沢織の技術はそのまま、新しい考え方で身近な存在にする

nitoritoは米沢出身の鈴木と神奈川県出身の斎藤が織りなす、米沢発信のクリエイティブユニットです。

主な商品は、ストールやブランケット。江戸時代から続く伝統産業である米沢織の技術を最大限に活かしたものづくりを心がけています。具体的には、糸の染めから織り/編み、加工、縫製までの工程を一貫して地元工場に依頼し、技術力の高さを知ってもらいたいという気持ちから「made in YONEZAWA」を掲げ、地場産業に誇りを持って作る・伝える・使うことを目指して活動しています。

米沢織は着物や洋服生地が主流のため、ストール作りは新しい取り組みでしたが、生産形態は変えずに”今できる技術のちょっと壁を超えたところ”を攻め、通常成し得ない柄の大きさに挑戦しています。柄のサイズをストールサイズとし、大きいものでは85cm×185cmの巨大なデザインを編み上げることで一枚の絵画のような作品が完成します。

そして、目を引く配色は日々の暮らしを彩るような色の構成を考えつつ、柄のテーマに沿った季節の色も取り入れることで、特別だけど毎日着ても飽きずにる楽しめるストールを生み出しています。

地域をまるごと愛してもらい、未来に受け継がれるものづくりを

設立は2020年と歴史は、まだ浅いものの、日本各地のイベントに参加するだけでなく、海外輸出にも積極的に取り組んでいます。
一枚のストールを通して米沢織の歴史的な価値、積み重ねてきた技術、カッコイイ職人の姿、米沢の魅力をまるごと発信する姿勢を軸に、どの場所でも変わらず強調して伝えているのはストーリー性です。

nitoritoの柄には一つ一つ名前とテーマがあります。美しいと感じた米沢の自然風景や文化である山並みや紅花、米沢牛などを柄として描くことで、唯一無二の価値が生まれます。感動をそのままシンプルな長方形のストールにし、柄の面白さや品質の良さを十分に感じることができるので、長く使い続けられるものとして生活に寄り添うことができます。

米沢にゆかりがある人もない人も、不思議と懐かしさや誇らしさが湧き出るようなものづくりは、米沢織の未来へ繋がると信じ活動を続けています。

Product Focus

mountain&moon

米沢に来て一番印象的に感じたのは360°囲む美しい山の景色でした。その感覚を素直に描いたデザインは設立当初から愛され、ブランドの象徴となっています。素材は綿とウールを使用し、しなやかで柔らかい風合です。

Company Information

Member

株式会社nitorito

企画・販売

担当者名鈴木健太郎
住所米沢市東2丁目7-163
メールinfo@nitorito.com